Earth2ゲームメカニクス概要

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Earth2におけるゲームの内容が公開されました。
>>Deep Dive on Raiding & Droid Game Mechanics for the Earth 2 Community
1時間以上に及ぶ動画ですので、今回は重要な点をまとめました。

なお画像は特筆しない限り上記の動画からの引用です。

ゲームの概要

ドロイドと呼ばれるロボットを使ったエーテルの奪い合いです。

ドロイドとは

ドロイドは映画『スター・ウォーズ』では、「人間と同程度か、それ以上の知性(特に専門分野では)を持つロボット全般」を指しています。有名なC-3POやR2-D2もドロイドの一種ですね。
Earth2でのドロイドはこのような姿らしいです。

現状30種類ほどデザインされているらしく画像は一部

ドロイドはMetasprite(メタスプライト)にエッセンスを使って作成します。この作成にはメンターの協力が必要です。作成されたドロイドはメンターと紐づけされます。

ここで新たな概念としてMetasprite(メタスプライト)が登場しました。これは「メタバースにおける精神エネルギーであり、ドロイドの実態のない状態。幽体としてEarth2内を自由に浮遊している」と説明がありますが、正直よくイメージできません・・・。直接メタスプライトを入手したり、利用する場面は説明されていないので、現状はスルーで問題ないと思います。

ドロイドはそのままでは利用できず、活動するにはPowered Cell(パワーセル)を使って電力を供給する必要があります。パワーセルはエッセンスを使って作ることができます。ドロイドに充電できるのはメンターにつながっている時だけです。

パワーセルのコンセプトアート

ほとんどのドロイドは作成時の能力に差はありませんが、ジュエルを装備することで様々な機能を持つことができます。

また、ドロイドは取引できることになるそうです。

エーテル争奪戦:Raids

Earth2ではエーテルを取り合うゲームのことをRaids(レイド)と呼んでいます。

未回収のエーテルがあるプロパティにドロイドを派遣して襲撃し、エーテルを獲得することができます。他人のプロパティに乗り込むため、ドロイドは多くの電力を使います。

エーテルはそもそも産出して48時間以内に回収しないと消えてしまいますが、レイドができるのは、産出後24時間経過したエーテルに対してです。逆に考えると、初めの24時間に自分で回収しておけば、他人に襲撃されることはありません。

プロパティサイズとドロイド製作キャパシティ

シェーンは以前からタイル数の多いプロパティは有利になることもあると述べていましたが、その一つがドロイドの保有数みたいです。
この表ではタイル数1~3の小さなプロパティではドロイドを持つことができません。今後プロパティを購入する場合はタイル数4以上にするかどうかが判断の一つになると思います。

ドロイド製作コスト

現状の数値は最終決定ではないので、あくまで目安になりますが、動画ではドロイド3体を作るのに費用は5エッセンス、期間は3日となっています。
また、ドロイドの充電にはエッセンスが必要です。このエッセンスは消費されず、ドロイドのパワーを抜くときに回収できます。

このドロイド製作のプロセスは、作成するドローン数を入力して、同時に充電をするかしないかのオプションを選択するだけの非常に簡単なものです。将来的にプロセスは複雑化するそうです。

簡易プロセスは初期ユーザーのためのサービスでもあるらしいので、早めにドロイドを多く作っておくといいかもしれませんね。
現状ではドロイドは複数のデザインがありますが、機能は同じだそうです。

ちなみにドロイドは自分のプロパティ間で移動することができます。これも暫定の数値ですが、動画内では1000km離れた場所に移動するのにかかる時間は20時間でした。デフォルトだと時速50km程度ですね。

ジュエルの装備

ドロイドにはジュエルのスロットがあり、装着されるジュエルの質、量、組み合わせによって能力が向上します。能力は速度、最大エーテル保持量、最大移動量、レイド範囲、エネルギー効率などです。

これによりジュエルの利用価値が増し、マーケットでも価格が上昇しています。動画の発表前では、基本となるT1Commonジュエルは0.1E$前後でしたが、直近では0.13E$前後になっています。

シェーンの発言では「今後ジュエルを手に入れるのは難しくなる」とありましたので、プロパティからの産出率が減るかもしれません。

まとめ

動画では細かいレイドの方法も紹介されていましたが、まだ実際に触れられないため本記事では割愛します。また、動画後半のP2P(プレーヤー間)契約や市民についての言及は次回以降に記事にする予定です。

相当複雑なゲームシステムになりそうなので、プロパティを多く持っている人は管理しきれないんじゃないかと思いましたが、シェーンは「はじめは時間がかかりすぎると思うけど、学習期間として頑張ってくれ。将来的にはP2P契約機能がリリースされるので(=人を雇って管理してもらえるようになるから)楽になる」と言っていました。

個人的には戦略性が高くゲームとしては面白そうです。一方で、実際の地球とリンクしているEarth2の独自性はまだ真価を発揮していません。現状では「地球のMAPを使ったMMO戦略シミュレーションゲーム」に留まっています。これだと参入プレイヤーの上限が見えるので、ゲーム以外の機能についても開発を期待したいですね。
いや、ゲームとして成功するだけでも十分なんですけど、Earth2のコンセプトにはメタバースの覇権を獲りそうなもっと大きな可能性を感じていたもので・・・

今回もお読みいただきありがとうございました。次回の記事でまたお会いしましょう。

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